ALTAR BOYZ2023 teamSPARK感想

19からアルターボーイズに入って、21スパークが親の人間による、23スパークも大好きになっちゃった、ありがとうの感想です。

 

スパークというチームの魅力、21を経て、ルーク・フアン・アブラハムの三人が屋台骨となり、マシューとマークを迎え入れるシステムになっているのが他のチームになくてとてもおもしろい。お互いにフォローしあうフレンドリーで安心感のある雰囲気は共通しているけれど、21と23でカラーはガラッと違う。

 

今回、初日から余裕を感じさせる鍵本マシューに、アルター経験者で肝の据わった若松マークの二人をいろどるようお茶目でにぎやかなおにいさんたちの構成、かなり安定していて、ちょっと俗っぽく仲良しのがっちりアイドルグループのチームだ。

メインで歌ったり話したりしている人の後ろで各々がちょいちょいコミュニケーションを取っているのが、小ネタというよりいつものやりとりという雰囲気がある。ささいなことから彼らのこれまでの関係性を感じさせるので「知ってる曲をやっている知らないグループのツアーファイナルだ~!」となりました。

 

ミュージカル畑の人が若松くんに川原さん、アイドルやグループ活動をしているのが鍵本さん・米原さん・和田さんと、ステージ慣れしている人が多いからか、アイドルっぽく見える。

 

鍵本マシューが己のちょっとしたミスもセルフフォローして立て直すのがはやく、クラスの人気者で学校では中心人物のアイドルだったんだろうな~というキャラクター、みんながふざけて乗りやすい雰囲気が自然とできている。

若松くんのマークは期待していた通りに愛らしくてお茶目で芯が強く、さすがの歌声だった。マシューに対してはアイドルのファンっぽい感じで来るかなと思っていたのですが恋!全開でエンジェルちゃんとのタオルの奪い合いが本気でニコニコしてしまった。

他人が本命からファンサを受けてどちゃどちゃになっているところを見るのが大好きなので、ステージ上でどちゃになっているファンを見放題で楽しかった。

川原さんのルークがはつらつで全開にパワフルで陽気なルークで、鍵本マシューが飼い主をやってくれているのでおおきなゴールデンレトリーバーとして生き生きしていた。しかしEVERYBODY FITSの前口上から歌に切り替わるといきなりセクシーすぎてびっくりしてしまう。

フアンちゃんも今年はおにいさん分は控え目でルークときゃっきゃ遊んでるキュートと関西人感が強くツッコミ多く楽しくてね、でも何度見ても何が起こるかもすべて知っているのに、LA VIDAが来るとべっちょべちょに泣いてしまうな……

すごーく印象に残ったのがアブちゃんで、21のときはみんながソロ契約の告白をしているときにはまっすぐ前を向いたまま全て受け入れて、みんながどうあっても自分はこのグループに残るしファミリーだという悟ったみんなのおにいさんだったのが、今回ひとりひとりの告白にしっかり傷ついていて、I believeも自分に言い聞かせるような調子でとても表象の感情が豊かで愛らしかったな……しぼりだすような歌いかたもとても合っていたし。

 

これまでのスパークのよさはそのままに新しいチームとして既に完成していてすごいな。これからどう進化(成長)していくんだろう。21スパークが親なのでどうしても比較してしまう、大丈夫かな……と思っていたのだが、まったく別物として大好きなチームだ。ありがとう。